ザ・ボーイズ【シーズン4に向けてシーズン1を振り返り】

その他

今回は、すでにザ・ボーイズは見たことがあるけど、シーズン4の公開に向けてもう一度振り返りたいという方向けにシーズン1を詳しくまとめてみました!

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シーズン1のまとめ

シーズン1のメインストーリーは、ブッチャー達「ボーイズ」がセブンが所属する会社「ヴォイト社」の最大の秘密であるスープを作る薬「コンパウンドV」を巡っての争いになります。

ブッチャーとヒューイの出会い

物語の始まりは、Aトレインに彼女ロビンを殺害されたヒューイの元に、スープへの復讐の突破口を探していたブッチャーが現れます。そして二人はトランスルーセントを誘拐・殺害したことで、後戻りできない状況へと陥っていきます。

コンパウンドVの発見

Aトレインへの復讐を行うために調査を進める中で、ブッチャー達はAトレインがロビンを殺害した際、何かの薬を使ってハイになっていことを発見します。

その薬は、コンパウンドVと呼ばれており、スープ用のステロイドだと思っていましたが、調査を進めていく中で、ヴォイト社がコンパウンドVを赤ちゃんに注入し、スープを製造していたことを知ります。

この秘密はヴォイト社を潰すことができると思ったブッチャーは、コンパウンドVを手に入れ、CIAと共にスーパーヒーローはヴォイト社によって、製造されていたことを世間に暴露しようとします。

ヴォイト社とセブン

シーズン1でのヴォイト社とセブンのキーパーソンは、ヴォイト社副社長であるマデリン(のちのシーズンではアシュリーが引き継ぐ)とホームランダーです。

シーズン1で、マデリンは彼女の地位を高めるためにスーパーヒーローを軍隊内に配置しようと画策します。そんな中、ブッチャー達によってトランスルーセントが殺害されたり、コンパウンドVの存在が徐々に広まっていったり、ホームランダーの独断行動が目立ってきたりと色々な問題に対処を迫られます。

ホームランダーは、家族がいない環境で育ったため、マデリンに対し母親のような恋のような歪んだ感情を抱いており、彼女のためにスープのテロリストを作ったりなど過激な行動へと走っていきます。

そして、マデリンはその感情を利用して、ホームランダーをコントロールしようとしますが、最終的にはホームランダーに嘘をついていたことがバレ殺されてしまいます。

ヒューイとスターライト

二人はお互いの素性を知らないまま、公園のベンチで初対面を果たします。

その後、潜入先でヒューイは彼女がスターライトだと知り、ブッチャーの指示もあり、彼女を利用するために近づきます。ヒューイはロビンへの罪悪感はありつつも、一緒に時間を過ごす中で二人は徐々に惹かれていき交際を開始します。

しかし、その直後スターライトはヒューイがトランスルーセントを殺害した人物であることを、ホームランダーから聞かされ、ヒューイに協力しているのではないかと疑われます。

そして、シーズン1終了時点では、二人は交際はしていませんが、スターライトはヒューイがただ利用するためだけに、彼女と一緒にいたのではないと知っており、微妙な関係で終了しています。

ブッチャーとホームランダー

ホームランダーはブッチャーがスープを追う理由が、彼の失踪した妻に関係していると知り、彼女に関して調査を始めす。

そこで、ホームランダーはベッカが過去にヴォイト社で働いていたこと、彼女の失踪が不自然な事を発見し、過去に彼女をレイプしたことを思い出します。

さらに探っていく中で、彼女が彼の子供を妊娠していたことを知ります。シーズン1終盤、ブッチャーがマデリンを人質に取り、ホームランダーを誘き出すことに成功しますが、ベッカに関して嘘をつかれていた事に激怒したホームランダーがマデリンを殺害してしまいます。

そして、ブッチャーはホームランダーに連れられた先で、ベッカに再開してシーズン1が終了します。

エピソードごとの詳細

第1話:発端

第1話は、ヒューイの彼女であるロビンがAトレインに殺害されるところから始まります。

一方、スターライトはランプライターが引退したことによって空いたセブンの席を勝ち取りセブンに加入します。そこで、ディープによるパワハラ+セクハラなどヒーローの本性を目の当たりにします。

悲しみに暮れるヒューイの元に、FBIを装ったブッチャーが現れ、復讐の提案をします。

迷っていたヒューイですが、ブッチャーからヒーローの本性やAトレインが全く反省していないことを知らされ、復讐を決意します。ブッチャーの指示で、セブンの部屋に盗聴器を仕掛けることに成功したヒューイでしたが、トランスルーセントに盗聴器がバレてしまい、殺されかけそうになります。

そして、助けに来たブッチャーと共に、トランスルーセントを電気ショックで気絶させることに成功します。

一方、ヴォウト社では、マデリンがヒーローを新たに派遣しようと交渉して際に、ある街の有力者(スティーブ)からコンパウンドVの秘密を守る代わり安くヒーローを派遣しろと脅されます。

スティーブがプライベートジェットで、帰宅中ホームランダーによってプライベートジェットが撃墜され、第1話が終了します。

第2話:始動

第2話では、ブッチャーとヒューイはトランスルーセントを殺すためにフレンチーのもとを訪れる。しかし、トランスルーセントの皮膚はダイヤモンドのように硬く、なかなか有効な方法を見つけられずにいました。

そんな中、飛行機墜落事件について、ディープが海から例の飛行機のブラックボックスを発見し、さらに機体のレーザー痕があったことをマデリンに報告します。

マデリンとスティーブの会話を聞いたホームランダーが、マデリンのために独断で飛行機を墜落させたのでした。

その後、フレンチーはたまたまテレビに映った亀の映像を見て、トランスルーセント殺害の方法を思いつきました。殺害する直前に、トランスルーセントからAトレインには彼女がいることを聞き出します。

そして、殺害しようとしたその時、トランスルーセントの捜索を開始していたホームランダーが現れ、フレンチーとブッチャーが対応に行きます。

一人で見張りをしていたヒューイですが、トランスルーセントが檻から抜け出してしまいました。

ヒューイとトランスルーセントはお互いを説得しようとし、ヒューイが折れたかのように見えましたが、トランスルーセントが部屋から歩き去ろうとした時、爆弾を起動させてトランスルーセントを殺害しました。

第3話:収穫

第3話では、M.Mが初登場します。トランスルーセントから得たAトレインの彼女の情報を元に、彼女の部屋のカメラをハックしに行くヒューイとM.M。

帰り際にAトレインと鉢合わせるも、Aトレインはヒューイのことを覚えておらず難を逃れます。そして、カメラの映像からブッチャー達はコンパウンドVの存在について知ります。

Aトレインが世界最速の男を決めるレースに出場することを知り、レースでコンパウンドVを使うという情報を知ったブッチャー達は、レースに潜入します。しかし、Aトレインはレース会場にコンパウンドVを隠しておらず、入手に失敗します。

レース後、レースに勝利したAトレインが彼女の存在を公開しなかったことに、彼女が激怒しやけになって家賃を徴収しにきた家主と行為に及びます。

その行為の際、彼女はコンパウンドVを使用しており、力の制御ができず家主を殺害してしまいます。そこに、ブッチャーとフレンチーが乗り込み、彼女を脅してAトレインがどこからコンパウンドVを入手しているのかを聞き出します。

一方、ヴォイト社では、ディープがブッチャーが海に沈めたトランスルーセントの死体入りケースを発見し、ホームランダーがマデリンにそれを見せました。そして、セブンはブッチャーが箱の裏に書いた”Coming For You”という宣戦布告を受け取りました。

第4話:彼女

第4話は、ブッチャーとベッカの幸せそうなベッドシーンから始まります。そして、夢から覚めたブッチャーは、ベッカが失踪した公園の監視カメラの映像を眺める。

場面は変わり、CIAの協力を得るべく、ブッチャーは手に入れたコンパウンドVの情報と共にスーザンの元を訪れるが、サンプルを手に入れるまでは協力できないと断られる。

Aトレインの彼女の情報により、AトレインがコンパウンドVを入手しているチャイナタウンに潜入する一行。そこで、監禁されているキミコを発見し、フレンチーが彼女を解放する。コンパウンドVを発見できなかったため、唯一の手掛かりであるキミコを追跡することになる。

その頃、飛行機がハイジャックされる事件が起こり、軍隊への進出のチャンスと捉えたマデリンは、ホームランダーとメイヴを派遣する。二人は、飛行機に到着し、ハイジャック犯を制圧する。

しかし、コックピットにいたもう一人のハイジャック犯が機長・副機長を殺害してしまい、ホームランダーのレーザーが操縦板を傷つけてしまい機体が操縦不可になる。

このミスを隠蔽するために、ホームランダーは反対するメイヴを連れて、乗客全員を墜落死させる選択をする。

キミコを追跡していた際に、口論になるフレンチーとM.M。フレンチーの失態でマロリーの孫がランプライターに殺されたという過去が明らかにされる。Aトレインの妨害に遭うも最終的にキミコの捕獲に成功する。

第5話:信念

一時的に避難させていた、ついに彼女からブッチャー達にコンパウンドVの情報を話したことを聞き出したAトレインは、ホームランダーからの圧力により仕方なく彼女を殺害する。

一方、ブッチャー達はチャイナタウンで得た手掛かりから、コンパウンドVにエジーキルが関わっていることを知り、彼が参加するビリーブエキスポに潜入する。

スープクラブで得たエジーキルのゲイ動画で彼を脅すため、ヒューイはスターライトの協力を得て、彼の高級クラブに単独で潜入する。そして、エジーキルから彼のチャリティーを利用してコンパウンドVを各地の病院に密輸していることを聞き出す。

その情報をもとにブッチャーとM.Mは病院に乗り込み、スープ製作工場を発見し、コンパウンドVのサンプルを手に入れる。

その頃、ビリーブエキスポで、ホームランダーは指示を無視してスピーチを行ったため、マデリンはホームランダーを子供のように扱いコントロールしようとする。

メイヴは、飛行機ハイジャック事件でのことが忘れられず、泥酔し元カノの元を訪れる。

スターライトは、ヴォイト社からの自分のヒーロー像とは合わない指示の数々や母親からの自分勝手な要求に耐えられず、スピーチで不満とディープからのセクハラを匿名で暴露する。

悲しみに暮れていたAトレインだが、彼女の映像を見ていた時、たまたまブッチャー達が彼女を脅す映像を発見する。その映像にフレンチーの顔が映っていたことで、彼の素性がヴォイト社にバレ、Aトレインとブラックノワールが彼の捜索を開始する。

そして、ブラックノワールに発見されたフレンチーだったが、キミコによって命を救われる。

第6話:無垢

ビリーブエキスポでのスターライトの告発により、ディープは田舎で謹慎になる。その他、セブンのメンバーはそれぞれのドキュメンタリーを撮影することになる。

一方、ブッチャーはヒューイを連れてスープ被害者のグループセラピー訪れたり、ベッカが失踪した公園を訪れたりした。

そこで、ブッチャーはヒューイになぜホームランダーを追うのか、なぜスープを嫌うのかを説明し、スターライトとこれ以上関係を深めないように説得しようとする。

二人が出かけている間、M.Mは心を読む能力を持ったメズマーと話せないキミコから情報を引き出すために取引をする。そして、キミコがテロリストの一員である可能性と弟がいることを知る。

コンパウンドVを手に入れたブッチャーは再びスーザンの元を訪れるが、ホームランダーに関しての条件が合わずブッチャーはスーザンの申し出を却下する。

M.Mと取引をしたはずのメズマーだったが、ヴォイト社でのキャリアをもう一度取り戻すために、ホームランダーにボーイズ全員の顔写真を提供した。

第7話:防衛

第7話は、ブッチャーとホームランダーが初対面したヴォイト社でのパーティーの過去回想から始まる。

ロビンのことを乗り越え、ヒューイとスターライトは交際を開始したが、その後のセブン会議でヒューイがトランスルーセント殺害に関与していることを聞かされる。

さらに、ホームランダーにヒューイをセブンの力を利用して助けているのではないかと疑われ、殺されかけるがメイヴがホームランダーを説得した事よって助けられる。これに対して怒ったスターライトはヒューイとの関係を終わらせる。

ブッチャーは、ヒューイがスターライトと交際を開始したことを知り口論になるが、その最中にヒューイの父親から電話があり、セブンにボーイズ全員の素性がバレたことを知り、それぞれの家族を避難させることになる。

ホームランダーはついに、ブッチャーの顔に見覚えがあることに気づき過去にヴォイト社で働いていたベッカのことを思い出す。そして、ホームランダーはベッカのことについて調べ始め、彼女が謎の失踪をした事、そしてそれがブッチャーがスープを追う目的である事を突き止める。

ホームランダーはベッカの失踪についての真相を突き止めるべく、マデリンに質問するが答えを得られず、彼を作ったドクターの元を訪れる。そして、ドクターからベッカがホームランダーの子供を妊娠したこと、そして、彼女と子供は出産で死亡していた事を聞かされる。

仲間の家族を保護するため、ブッチャーはスーザンのホームランダーの追及無しの条件を飲み、CIAの保護とサポートを得る。そして、CIAはブッチャーから得たコンパウンドVの情報でヴォイト社の追及を開始しようとした時、アフガニスタンでスープのテロリストが現れたことを知る。

第8話:発覚

スープのテロリストが現れたことで、軍隊内にヒーローが必要な状況になり、CIAがこれ以上ヴォイト社を追及することができなくなり、ブッチャー達は手詰まりとなる。

ブッチャーは最後の手段としてマロリーの元を訪れる。そして、マロリーからホームランダーに弱点があるとすればそれを知っているのはマデリンだという情報を得る。

その頃、二人を待っていたM.M、フレンチー、キミコをヴォイト社による襲撃を受け拉致されてしまう。拉致のことを知ったブッチャーとヒューイだったが、ホームランダーを追いたいブッチャーと仲間を助けたいヒューイで意見が対立し、それぞれ別行動を取ることになる。

ヒューイは仲間を助けるため、スターライトに助けを求めるが断られてしまい単独で三人を救出に向かう。

ヒューイと別れたスターライトは、メイヴから自分のように見せかけだけのヒーローに変わってしまう事なく、今のスターライトのままでいて欲しいという事を聞きヒーローとしてヒューイを助けに行くことを決意する。

全員の救出に成功したヒューイとスターライトだったが、そこにAトレインが現れ二人と戦闘になるも、コンパウンドVの副作用により心臓発作を起こしてしまう。

一方、ホームランダーはマデリンにアフガニスタンのスープテロリストは自分が作ったことを明かす。そして、ホームランダーとマデリンは行為におよび、そこでこれ以上を互いに隠し事をしない事を約束する。

その後、ブッチャーはマデリン宅に乗り込み、マデリンを人質にホームランダーを誘き出す。

マデリンこそがホームランダーの弱点だと思っていたブッチャーだったが、ホームランダー再び博士を訪れ、ベッカに関する真実を聞き出しマデリンが隠し事をしないという約束を破り嘘をついていたことに怒りマデリンを殺害してしまう。

人質を失い最後の報いとしてマデリンに仕掛けていた爆弾を起動させ、自らも巻き込まれ気絶してしまう。

見慣れない場所で目覚めると目の前にホームランダーがおり、失踪していたベッカとその息子を目の当たりにしたところでシーズン1が終了する。

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