【カナダ留学】渡航前から渡航後までの流れ完全ガイド

2023年9月からカナダでコープ留学をしているレオンです!

このページでは

  • カナダ留学・ワーホリを考えている方
  • カナダ留学・ワーホリ中の方

に向けてカナダ留学の全体像を掴んでいただくと共に、現在留学・ワーホリ中の方にも役立つ情報を1つにまとめてみました!

このブログでは、他にもカナダ留学に関する役立つ情報カナダ(特にトロント)のエンタメ情報なども発信しているのぜひチェックしてみてください!

渡航前

留学エージェント選び

まず、エージェントの大きな括りとして無料のエージェントと有料のエージェントがあります。

個人的には、無料のエージェントが提供しているサービスで十分だと感じているので、無料のエージェントをおすすめしています。

どんなサービスが受けられるの?

エージェントによって細かいサービス内容に違いはありますが、共通の基本的なサービス内容は以下の通りです。

  • 留学に関する質問への対応
    (学校のことや留学先での事などなんでも気軽に相談することができます)
  • 学校申し込みの手配の代行
  • ビザ申請のサポート
  • 航空券やホームステイ先、留学保険、通信SIMの紹介
    (基本は選択制ですが、稀にパッケージとして含まれている場合があります)

どんなところを比較したらいいいの?

  • 費用 エージェントによっては学費割引などがある場合があります。
    (飛行機なども込みなど制約の有無もチェックしましょう)
  • 対応の速さ、親切さ
  • 現地オフィスの有無
    (個人的には、現地にオフィスがあるエージェントをおすすめします)
  • 無料で受けられるサービスの内容
    (銀行口座開設のサポートなどあるので、自分が不安な点をカバーできるかチェックしましょう)

下の記事で、エージェントの選び方おすすめのエージェントを5つ紹介しています。

しかし、人によって留学の種類や必要なサービスが違うため、無料相談を始める足掛かりにしていただければと思います。

学校探し

学校探しは、エージェントと相談しながら決めていくことにはなりますが、ある程度自分でリサーチをして学校に何を求めるかを明確にしておくと良いと思います。

どんなところを見ればいい?

  • 学費
  • 学校の規模
  • 自分が受講したいコースがあるか
  • 学校主催のイベントの充実度
  • 日本人比率

アドバイス

日本人比率が低いに越した事はありませんが、日本人が少なくても時期によって特定の国からの留学生が多く、結局英語を話す機会があまりないなど自分ではどうしようもない事もあります。
(自分の場合は、クラスの7割ほどフランス人でした。)

なので、学費自分の受けたいコースを優先して選ぶと、後悔しない留学になる可能性が高くなると思います。

下の記事では、自分が実際に受けたILACのカスタマーサービスコースについて紹介しています。

学校選びの参考になれば嬉しいです。

申し込み後の流れ

エージェントに必要な情報を伝えたら、エージェントが学校への申し込みを行なってくれます。

その後、学校から連絡があり、語学留学・コープ留学どちらの場合でも、英語力を測るテストを受けることになります。(コープの場合は、一定以上の英語力を証明する必要があります)

※学校によって違いがある場合があります。

その後、学校から入校許可証を受け取ったら、ビザの申請に進むことができます。

ビザの申請方法

基本的には、エージェントからの指示に従って申請を行なってください。

こちらの記事では、全体像が掴みやすいように、概要と必要なものだけ解説していきます。

どんな方が必要?

  • コープ留学の方
  • ワーキングホリデーの方
  • 6ヶ月以上の留学の方

申請時に何が必要?

  • パスポート
  • 入校許可証
  • PAL 州の認証レター
  • 残高証明
    (英文のものが好ましい)
  • 学費の支払い証明
    (支払った場合)
  • 証明写真
    (半年以内に撮影されたパスポート用サイズ)
  • 就労が必要な証明
    (コープ留学の場合のみ コープレターなど)
  • 申請料
    (申請料150ドル+バイオメトリック手数料85ドル)

申請後、バイオメトリクスという指紋を登録する手続きに関する書類が送られてきます。

その後、大阪・東京にあるオフィスにて指紋を登録したら、あとは受理されるのを待つだけとなります。

航空券の手配

渡航後の滞在先を先に契約する場合は、予定日に到着する便があるかどうか確認してからにしましょう。
(直行便は曜日によっては運行していない場合があります。)

どのタイプの航空券が必要?

  • ビザなしでの留学→往復航空券が必要
  • ビザありでの留学・ワーホリ→片道航空券でも入国可能
    (留学が1年以上の場合は、片道航空券を購入しましょう)

どこで買うべき?

  • リスク回避重視であれば、航空会社からの直接購入
  • 値段重視であれば、比較サイトなどの仲介業者から購入
    (エージェント経由で購入できる場合もあります)
航空会社

JALAir Canadaなど航空会社の公式サイトでの購入になります。

メリット

  • 予約の変更やキャンセル時の払い戻しが簡単
  • トラブル対応が簡単

デメリット

  • 他と比較して値段が高い
仲介業者から購入

比較サイトやエージェントが提携している仲介会社を通しての購入となります。

メリット

  • 値段が安い
  • 比較が簡単

デメリット

  • 変更やキャンセルなど融通が効かない場合が多い
  • トラブル発生時仲介会社を通して交渉しなければいけない

荷物の準備

どれくらい持っていけるの?

持ち物リスト

重要書類
パスポート有効期限を確認しておきましょう
情報をパソコンなどにコピーしておくと紛失時に安心ですよ
ビザ許可証(コープで複数取得する場合)許可証が取得するビザ分あるか確認しましょう
必ずコピーして持っていきましょう
入学許可証コピーを用意しておくと学割適用時などに便利です
航空券できれば往復分用意しましょう
絶対ではありませんが、移民局で確認される場合があります
残高証明ビザ申請時に使ったものをコピーして持っていきましょう
滞在先の証明証明書がある場合はコピー、無い場合はメモなどすぐわかるようにしておきましょう
移民局で確認される場合があります
保険証書留学期間全てをカバーできる保険に加入し、証明書をコピーしておきましょう
移民局で確認される場合があります
お金関係
クレジットカードVisaMasterのカードが2枚ほどあると安心です
期限を確認しておきましょう
現地通貨カード支払いが主流なので、あまり必要ありません
時間があれば空港で少額だけ交換しておきましょう
Wise(ワイズ)格安の手数料で海外へ送金できるサービスです
日本にいる間にアカウント作成・本人確認を済ませておくと安心です
財布現金をほとんど使う機会がないので、小さい財布を1つ
長財布や高級財布はNG
日用品
常備薬風邪薬下痢止め痛み止め酔い止め絆創膏を適量ずつ持っていきましょう
処方薬を服用している方は、英語の処方箋を持っていきましょう
洗面用品使い切りの物を持っていくと、留学初期・旅行時に使えます
洗顔ネットなどは現地で入手することができます
化粧品かさばらないものやこだわりがあるものだけ持っていきましょう
現地でもアジア系の化粧品は入手できます
生理用品こだわりがない場合は、最小限だけ持っていきましょう
コンタクト現地でも購入可能ですが、持っていくことをおすすめします
洗浄用のケースも忘れずに!
洗浄液現地で買えるので、1本だけ持っていきましょう
目薬日本製の方が安く使い心地がいいので、持っていくことをおすすめします
眼鏡眼鏡ケースも忘れずに持っていきましょう!
耳かき・爪切り現地でも手に入りますが、日本製の方がクオリティーが高いです
歯ブラシ歯ブラシ・歯磨き粉・コップ付きケースがセットの物があると旅行時に便利
衣料品
洋服8日分程度、カジュアル・フォーマル両方
黒いズボンがあると仕事で使えます
ヒートテック(上下)下の方が特に重宝するので忘れずに!
下着靴下8日分程度、現地でも簡単に入手できます
1〜2足程度、黒の靴があると仕事で使える
部屋用のコンパクトなスリッパも
冬用ジャケット
(特にバンクーバー以外)
冬出発の方のみ
フード付きがオススメ
防寒具
(特にバンクーバー以外)
冬出発の方のみ
ニット帽・手袋・マフラー
電化製品
スマホ(SIM)日本で契約しておくと、到着時から使えるので安心です
海外ローミングは高額なので、絶対やめましょう
モバイルバッテリー何でも良いので1つあると便利です
ヘアアイロンコンパクトで日本製の方が安いので、持っていきましょう
ドライヤーどうしてもこだわりがある場合以外は現地で買いましょう
カバン類
スーツケース(大)3辺の合計が158cm以下のもの
TSAロック付きのものが好ましい
スーツケース(小)機内持ち込み可能な3辺の合計が115cm以下のもの
アメリカ旅行などの際にも使えます
リュック20〜30L程度のパソコンが入るもの
トートバッグ買い物、ジムなど使い勝手抜群です
ボディバッグ観光やイベント、クラブなどで使えます
学校で必要なもの
ノートパソコン学校に通う方は必須
筆記用具ボールペン・シャーペン・消しゴム
大学ノート家にあれば念のため1冊持って行こう
その他
タオルかさばらない程度の量持っていきましょう
折り畳み傘コンパクトなものを1本持っておくと便利です
衣類圧縮パック現地では入手しにくいので、必要な人は持っていきましょう
手帳サイズのノート現地で仕事をする際に、メモとして使えます
チャック袋飛行機への液体持ち込みから洗濯用の小銭れまで何でも使えます
薬を持ち運び用にまとめたりもできるのでとても便利です
キーホルダーアニメの小さいのがあると、自分でも使えますし、プレゼントすると喜ばれます
食品自分用・プレゼント用に関わらず、荷物に空きがあれば好きなものを持っていきましょう
お菓子など気軽にあげれるものがあると、友達作りに役立ちます
衣類用消臭スプレー現地でもファブリーズはありますが、種類がほとんどありません
コートやベッドなど簡単に洗えないもの用に重宝します

これらのリストの注意点や補足説明、おすすめ商品はこちらの記事で詳しく紹介しています。

渡航前に済ませるべき公的手続き

どんな手続きあるの?

  • 海外転出届
  • 運転免許証の期間前更新
  • 奨学金の休止・在学猶予願

海外転出届

海外転出届は、基本的に留学期間が1年以上の方が対象で、住民票を抜くための手続きになります。

そのため、住民税国民健康保険マイナンバー国民年金も同時に返還・支払いの義務を失うことになります。

渡航の2週間前から住民登録をしている市区町村役場の窓口で申請することができます。

運転免許証の期間前更新

留学期間と運転免許証の更新期間(有効期間が満了する直前の誕生日の1ヵ月前から1ヵ月後)が被ってしまっている方は、期間前更新申請を利用して出発前に更新しておきましょう。

奨学金の休止・在学猶予願

現在在学中で奨学金を受け取っている方は、原則として休学中は受け取ること禁止されているので、休止の手続きを行いましょう。

また、休学をした場合は休学した分卒業が遅くなるため、在学中返還を猶予してもらうための在学猶予願も同時に提出する必要があります。

詳しい解説や持ち物についてはこちらの記事をどうぞ!

入国時の手続き

流れ

  1. KIOSKで本人確認
    (事前にArrive Canで登録しておくと、時短できます)
  2. 入国審査
  3. 移民局でビザを発給してもらう
  4. 預け入れ荷物の受け取り

※3.4はどちらが先でも構いません。

注意点

間違ってビザ発給前に、到着口に出ないようにしましょう

到着口に出てしまうともう戻ることはできません。

基本的には、入国審査の際に移民局に行けと伝えられますが、伝えられなかった場合は近くの係員に移民局の場所を聞きましょう。

ビザが発給されたら、その場で1度確認しましょう

ビザの有効期間・種類・その他の情報が合っているか確認しましょう。

気づかずにその場を離れてしまうと、修正するのが困難になってしまいます。

渡航後

公的機関での書類発行

  • 在留届
  • 身分証明書
  • SINナンバー
  • 公共交通機関のカード作成

在留届

在留届を提出することで、事件・事故、または災害に巻き込まれた際に、領事館や大使館からのサポートを受けることができます。

どんな方が必要?
  • 3ヶ月以上滞在する方(義務)
  • 3ヶ月以下の方はたびレジに登録(任意)

身分証明書

バンクーバーがあるBC州の場合はBCID、トロントがあるON州ではOntario Photo Cardという名称の写真付きの身分証明書になります。

発行することによって、パスポートを持ち運ぶ必要が無くなるため、盗難や紛失のリスクを減らすことができます。

どんな方が必要?
  • 長期滞在する方
  • 運転免許証を持っていない方
取得に必要なもの
  • パスポート
  • 発行料$35
  • カード受け取り用の住所
  • ビザの原本
    (BC州の場合は必要、ON州の場合も持っていくと安心)

※カードが郵送されてくるまでに、約1ヶ月かかります。

取得できる場所

BC州の場合は、Driver Licensing Office (ICBC)で取得することができます。

ON州の場合は、Service Ontarioで取得することができます。
(Service Canadaではありません)

SINナンバー

Social Insurance Numberの略で、カナダで働く場合は必ず必要なものになります。

SINナンバーはとても大切なものなので、雇用契約時以外などでは絶対に教えないようにしましょう。

どんな方が必要?
  • コープ留学の方
  • ワーホリの方
  • 学生ビザでバイトをする方
取得に必要なもの
  • パスポート
  • ビザ(ワーホリ、ワーク、学生)
  • 申請書(受付でもらえます)
取得できる場所

Service Canadaで取得することができます。

こちらは身分証明書とは違いその場で受け取ることができます。

それぞれの手続きの詳しい流れやその他の手続きについてはこちらの記事をどうぞ!

銀行口座の開設

自分は口座が必要?

カナダで働くことを考えている人は、カナダの口座が必ず必要になってきます。

カナダの口座があることの主なメリットは…

  • 給料の受け取り
  • タックスリターンの受け取り
  • e-transferの利用

口座開設時に必要なもの

  • パスポート
  • 電話番号・メールアドレス
  • ビザ
  • カナダの住所
  • 学校に通っていることを証明できる書類(学生の方)
    (入学許可証など入学・卒業時期が明記されているものが好ましい)
  • SINナンバー(ワーホリの方)

この記事では、より詳しい口座の開設方法の解説カナダ5大銀行の学生用・普通口座を徹底比較しています。

条件付きですが、ワーホリの方でも学生用の口座を作れる銀行もあります。

なので、「どの銀行がいいんだろう?」と迷っている方はこちらの記事をどうぞ!

カナダの口座を作ったら、次にしたいのが作った口座への送金です。

次の項目の家探しでは、家賃の半分〜2ヶ月分(州によって異なる)をデポジットとして支払う必要があります。

そこで、シェアハウスは割と留学の早い時期から始めることが多いので、「カナダの口座にまだ送金してないからe-transferが使えない」や「カード限度で現金が引き出せない」などが割と起こります。

また、一括で送金することで手数料を抑え、滞在費を節約することができます。

なので、口座を作ったらできるだけ早く送金をしてしまいましょう!

おすすめは手数料が最安のWiseです!

まだアカウントをお持ちでない方や送金の仕方がわからない方はこちらの記事で詳しく解説しています!

シェアハウス探し

カナダでの滞在に慣れてきたら、滞在費を抑えるためにシェアハウスを探し始める人が多いと思います。

そもそもシェアハウスって何?

シェアハウスとは、文字通り1つの家を複数の他人とシェアする居住方法です。

基本的にプライベートルームが1つあり、リビング、キッチン、バスルームは共用となります。

ベッドなどの家具が付いているところも少なくありません。

メリット
  • 他の滞在方法に比べ安い
  • ホームステイと違いある程度場所を選べる
  • 新しい友達ができるかも…

シェアハウスの相場

家賃の主な変動要因
  • ダウンタウンからの距離
  • 駅までの距離
  • 部屋のサイズ
  • プライベートバスルームの有無

自分の周りでは、大体$800~$1,000でダウンタウンまで30分以内のエリアに住んでいる人が多かったです。
(水道、電気などのユーティリティー代込みです)

この値段帯だと普通の大きさの部屋でプライベートバスルームは無しという感じです。

この辺りの値段帯が、トータルでホームステイより滞在費が抑えられるギリギリだと思います。

シェアハウス探しの流れ

まず、日本との大きな違いは不動産のような仲介業者を介さない点です。

サイトやアプリで直接オーナーとチャットなどでやり取りし、内見をした後気に入れば契約をするという形になります。

  1. サイトやアプリで物件を探す
  2. 気に入った物件があれば、チャットなどでオーナーに連絡を取る
  3. 内見の日程をオーナーと相談して決める
  4. 内見に行き気に入れば、デポジットを払って契約完了となります
  5. その後、期日になったら入居することができます。(1日に入居が多いです)

4.の内見の後、デポジットをその場で支払う必要はありません。

しかし、オーナーはあなたを待っている間にも他の内見を受け入れるため、早い者勝ちになります。

こちらの記事では、おすすめのサイト5つ内見時に見るべき点注意点などさらに詳しく解説しています!

仕事探し

仕事探しには何が必要?

  • SINナンバー
  • レジュメ
  • カナダの銀行口座

レジュメ

レジュメは日本で言うところの履歴書のようなものですが、書き方は日本のものと大きく違います。

「まだレジュメを持っていない」「書き方がわからない」という方はこちらの記事をご覧ください。

自分のレジュメを元に作成したので、パクってもらって全然大丈夫です(笑)。

面接の際に紙で求められることがありますので、近くの図書館やエージェントのオフィスなどでコピーしておきましょう。

日系の仕事が探せるサイト

現地の仕事が探せるサイト

こちらの記事では、より詳しい説明面接の流れなどを解説しています。

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