ザ・ボーイズ【シーズン4に向けてシーズン2を振り返り】

その他

今回は、すでにザ・ボーイズは見たことがあるけど、シーズン4の公開に向けてもう一度振り返りたいという方向けにシーズン2を詳しくまとめてみました!(ネタバレ注意!)

スポンサーリンク

シーズン2のまとめ

シーズン2のメインストーリーは、セブンの新メンバーであり、ヴォイト社創設時から生きているストームフロントと共にさらに会社を大きくするべく、コンパウンドVの運用を始めようとするCEOのエドガー、それを阻止するため戦うボーイズ。また、ベッカとライアンを巡って、ブッチャーとホームランダーの戦いが過激化していく。

シーズン1の結末

シーズン1で、コンパウンドVの存在を暴露し、ヴォウト社の信用を地に落とすまであと一歩だったボーイズでしたが、ホームランダーの暗躍によってスープのテロリストが誕生し、軍隊にヒーローが必要な状況になってしまいました。それによって、CIAはこれ以上ヴォウト社を追求できなくなってしまいボーイズは身を潜めざるを得なくなりました。

ストームフロント

セブンの新メンバーとしてCEOエドガーの推薦で加入したストームフロントは、新メンバーでありながら恐れ知らずでホームランダーを含め誰にでも噛み付いていく大胆なキャラクターとして登場します。能力の派手さもさる事ながら、民衆のコントロールにも優れており、ホームランダーはそんな彼女にフラストレーションを溜めていきます。

キミコとケンジ

突如現れたスープテロリストを追っていたボーイズ。そして、そのテロリストがキミコの弟ケンジであることが発覚します。二人は再会を喜びつつも意見が分かれ、キミコは仕方なくケンジを捕獲・拘束します。その後、ケンジをマロリーに引き渡すべく、集合場所に向かっていた際に、ボーイズはセブンからの襲撃を受けます。

その際に、逃げ出したケンジでしたが、ストームフロントによって殺されてしまいます。目の前で弟を殺されたキミコは、悲しみに暮れると同時にストームフロントへの復讐を誓います。

コンパウンドVが世間に知れ渡る

シーズン1で一度暴露に失敗しましたが、ヒューイとスターライトは秘密裏に暴露をするための計画を進めており、スターライトがサンプルを手に入れることに成功したことで、コンパウンドVの存在を世間に知らしめる事に成功しました。

しかし、ヴォウト社はその責任を全て死んだマデリンになすりつけることで責任を回避し、その後、ストームフロントがテロリストの脅威を利用し民衆を煽ることで、コンパウンドVをヴォウト社の事業の一つとして民衆に受け入れさせてしまいました。

ストームフロントの秘密

中盤からストームフロントは、ホームランダーに固執するようになります。ホームランダーに彼がどれだけ特別かを説いたり、彼が不祥事を起こし人気が暴落した際には、彼の人気を回復させて見せました。その事によって、ホームランダーの彼女への憤りは恋愛感情へと変わっていきます。

そして、彼女はホームランダーに彼女が1919年に生まれヴォウト社初代社長の妻であった事コンパウンドVの最初の実験台でそれ以来年をとっていない事、コンパウンドVでさらにスープを増やすための実験をしている事を明かします。

シーズン2の結末

まず、ボーイズはヴォウト社によるコンパウンドVの普及を防ぐ事に成功し、ブッチャーはベッカとの約束を果たすためライアンの面倒を見ることに、ヒューイとスターライトは再び交際を開始する。

メイヴの活躍によって、スターライトはセブン復帰を果たし、ホームランダーの脅威を退けることの成功する。

一方、息子であるライアン、恋人のストームフロント、裏切りが絶えないセブン、そして、エドガーによってコントロールされるヴォウト社、何もかもを失ったホームランダーは、フラストレーションが限界に達し、耳鳴りと共に彼の中で何かが壊れていく。

エピソードごとの詳細

第1話:新たな敵

シーズン2第1話は、CEOのエドガーが軍隊進出の最終調整の会議をしている場面から始まる。そして、ブラックノワールがシリアに派遣され、シーズン1の最後に登場したスープテロリストを殺害する。そして場面は変わり、トランスルーセントの葬式が行われる。

一方、ボーイズはブッチャーが行方不明になり、ヒューイ、フレンチー、キミコ、M.Mはシーズン1でヴォウト社を追い詰める事に失敗し追われる身となったためフレンチーの知り合いの犯罪組織に身を潜めている。

そんな中、ヒューイとスターライトはまだ諦めておらず、コンパウンドVを手に入れるために秘密裏に行動する。マデリン後任としてホームランダーはアシュリーを指名し、アシュリーを支配下に置くことでヴォウト社内での決定権を裏から握ろうとする。しかし、CEOであるエドガーによって阻止され、フラストレーションを溜めていく。そして、ホームランダーの意向を無視して、エドガーがセブンの新メンバーとしてストームフロントを加入させる。

身を潜めていたボーイズの元に、重症の組織員が運び込まれ、潜伏先の犯罪組織がスープテロリストを密入国させていたことを知る。そのことを知らせる為スーザンと密会をするボーイズ。そこで何者かによって、スーザンの頭を吹き飛ばされてしまう。

手に負えないと思ったフレンチーがブッチャーに連絡を取ったことで、行方不明だったブッチャーがボーイズの元へ帰還を果たし第1話が終了する。

第2話:正しい準備と計画

第2話は、ブッチャーがベッカと再開しその後再びどこかで目を覚ました過去回想から始まります。そして、ブッチャーは自分がマデリンを殺害した犯人にされていることを知ります。

場面は変わりスーザンの葬式に出席していたマロリーの元を訪れるブッチャー。その後、ボーイズはスープテロリストを捕獲するためマロリーから知らされた場所へ向かいます。しかし、そこでそのテロリストがキミコの弟であることが発覚し、二人は逃走してしまいます。そして、ブッチャーはベッカが生きていた事とマロリーとテロリストを捕獲する代わりに、ベッカの居場所を突き止めてもらうという取引をしていたことを明かす。

その頃、スターライトはコンパウンドVのサンプルを入手することに成功するも、復活したAトレインにスパイ活動を見つかってしまう。そして、お互いがお互いを脅す形でこう着状態となります。

メイヴは元カノが入院したことを知り、彼女の病室を訪れ、ホームランダーが原因で彼女を守るために彼女の元を離れなければならなかったことを明かします。

ホームランダーは、息子ライアンの元を訪れ、彼のパワーや彼がホームランダーと同様に特別であることなど伝えようとします。ライアンには普通の子に育ってほしいベッカですが、相手がホームランダーなためなす術がありません。

第3話:千人の剣士とともに丘を越えて

マロリーとの取引を完了するためケンジを連れて指定された場所へ向かうブッチャー達

そんな中、スターライトが匿名でコンパウンドVの存在をリークし、全世界に暴露するニュースが流れる。これに対し、ヒューイ達は大喜びする一方、ヴォウト社では混乱が起こり対応に終われる事になる。そんな混乱の中、ホームランダーは再びライアンの元を訪れており、ライアンに彼のパワーを自覚させる為屋根から突き落とす。

そこでCEOのエドガーは、世間の目を少しでも逸らすためセブンをケンジ捕獲に派遣する。ディープによる攻撃を受けたブッチャー達は、近くにあった排水路へ避難する。

そこに、セブンが現れヒューイがホームランダーに見つかり、スターライトにヒューイを殺すよう命令する。ケンジがホームランダーを無力化したことで難を逃れる。しかし、ケンジはそのまま逃走し、キミコは彼を追いかける。そして、逃げた先に現れたストームフロントと二人は先頭になり、ケンジがストームフロントに殺されてしまう。

そして、ヴォウト社はテロリスト(ケンジ)を殺害したことと共に、コンパウンドVの責任を全て死んだマデリンに押し付けることで体裁を保った。

第4話:この世に類を見ないもの

ホームランダーはドッペルゲンガーにマデリンに変身させ、母性への渇望と恋愛感情が混じったような歪な関係を続けていました。

一方、ブッチャーはマデリンからリバティーとベッカの情報を手に入れ、ベッカ救出へと向かう。そして、ベッカに再開するも、ベッカはブッチャーがいずれライアンに危害を加えることを恐れ、脱出を拒否して去っていってしまう。

ヒューイ、スターライト、M.Mはリバティーに関する情報を調査するため、過去にリバティーに兄を殺された黒人女性の元を訪れリバティーとストームフロントが同一人物である可能性を知ります。

キミコはストームフロントへの復讐心が抑えられず、演説中に襲い掛かろうとしますが、自殺行為だとfれんちーに止められます。

Aトレインはホームランダーに走れないことを見抜かれ、セブンからの引退を勧められます。

ストームフロントは、徐々に人気を集めていき、ホームランダーの反感を買うが、ホームランダーに彼が特別である事とファンを集めるというのはどうゆうことかを説きます。

最終的に、ホームランダーはストームフロントに彼自身がどれだけ特別かという話をされ、自分には自分以外必要でない事に気づきドッペルゲンガーを殺害します。

第5話:行動の時

ホームランダーはテロリストを殺害する際に、民間人を巻き込み殺してしまった動画が流出してしまい、人気が暴落してしまう。そこに、暴落した人気を取り戻す方法を教えると助けを申し出るストームフロント。

一方、ベッカに脱出を断られ目的を失ってしまったブッチャーは、叔母の元を訪れます。そこに、心配したヒューイとM.Mが駆けつけるが、ブッチャーを尾行していたブッラクノワールからの攻撃を受けてしまいます。

ディープはセブンに返り咲くため、教団の指示で妻を得て準備を進めていく。そこへ、メイヴがディープノセブン復活のためにヴォウトに口添えする代わりに取引を持ちかけます。

先日の無謀な行動もあり、心配してキミコの後をつけるフレンチー。そこでキミコがシェイから殺しの依頼を受けていることを知ります。

ストームフロントのトレーラーに潜入し、彼女のPCを盗み見るスターライト。そこにストームフロントが帰ってきてしまい彼女がリバティーである事をバラすと彼女を脅そうとしますが、ストームフロントもスターライトがコンパウンドVの情報を流しことを知っており、こう着状態になってしまいます。

ストームフロントの助力で、人気を回復することができたホームランダーは、彼女への憤りが好意へと変わっていき、二人は心を通わせていきます。

第6話:開かれた扉

第5話でのディープとメイヴの取引は、メイヴがディープのセブン復帰を援助する代わりに、ディープが海底に沈んだ飛行機ハイジャック事件のホームランダーに不利な証拠を見つけてくることだったことが明かされます。

ブッチャー達は、スターライトがストームフロントのPCを覗き見た際に、エドガーとのつながりとセイジ・グローブセンターという心理病棟の名前を発見する。

そして、ブッチャー達はその心理病棟に乗り込み、そこにはスープが監禁されているとランプライターが働いていることを知ります。

センター内で混乱が起こりフレンチー、キミコ、M.Mの三人はランプライターと協力して心理病棟から脱出する事になるが、ここでランプライターがマロリーの孫達を焼き殺した夜の詳細が明らかになる。

フレンチーはパーティーに出席中のランプライターを監視するはずだったが、親友のセルジがODをしたことで彼を助けるためフレンチーは監視を30分ほど抜ける事になる。その間に、ランプライターはパーティーを抜け出し、マロリーを殺害しようと彼女の寝室を焼いたが、そこにマロリーはおらず、彼女の孫達を間違って焼き殺してしまった。

ブッチャー達と時を同じくして、施設を訪れていたストームフロント。しかし、彼女はホームランダーにセブンタワーに行くと伝えており、その嘘がバレて、ホームランダーを怒らせてしまう。

その後、彼女はホームランダーの誤解を解くため、彼女が1919年に生まれヴォウト社初代社長の妻であった事、コンパウンドVの最初の実験台でそれ以来年をとっていないこと、コンパウンドVでさらにスープを増やすための実験をしていることを明かす。

第7話:発火

ブッチャー達はニューマンと協力をし、ヴォウト社の悪行を世間に晒すために、ランプライターに証言をさせる計画を立てました。ランプライターもマロリーの孫達を殺害してしまったことを後悔しており、罪滅ぼしのために作戦に協力します。

そんな中、スターライトはストームフロントの策略により、ヴォウト社内に監禁されてしまう。そのことを知ったヒューイは、ランプライターと二人で、スターライトの救出に向かう。セブンタワーへの潜入に成功した二人だったが、自分の像が撤去されていることに絶望したランプライターはその場で焼身自殺をしてしまう。この騒動でスターライトは警報のライトからパワーを得て自力での脱出に成功します。

ブッチャーは、更なる証人を得るためフォーゲルバウム博士の元を訪れる。マロリーが訪れた際には一度断れているが、ブッチャーは彼の家族を皆殺しにすると脅し、彼の協力を得る事に成功する。

一方、秘密を共有した事により関係を深めていたホームランダーとストームフロントは、ライアンの元を訪れます。そして、ベッカの教育方針が気に入らない二人は、ライアンに全てを知らせベッカへ敵意を向けさせる。その後、三人は一緒にベッカの元から飛び去ってしまいます。

ブッチャー達の作戦が実行される日となり、マスコミ、セブンを含むヴォウトの重役達、ニューマンが出席する公聴会が開かれます。そして、証人のフォーゲルバウム博士が証言しようとした瞬間、彼の頭が何者かによって爆破されてしまいます。

第8話:知っていること

公聴会が何者かに妨害され窮地から救われたヴォウト社は、コンパウンドVの利用をさらに推し進めようとします。そんな中、ライアンを奪われたベッカが助けを求めてブッチャー達の元を訪れます。

そこで、ブッチャーはエドガーの元を訪れます。ライアンをホームランダーに対する抑止力に使うためにライアンを引き離したいエドガーとライアンとベッカを引き離したいブッチャーの利害が一致し、ブッチャーがライアンを救出したら、ヴォウト社がライアンを誰にも見つからない場所に隠すという取引をします。

一方、スターライト達は、黒人差別をするストームフロントを追い出しセブンに返り咲きたいAトレインと利害が一致し、彼が盗み出したストームフロントがナチスである証拠を受け取ります。

そして、ブッチャー達はライアン救出作戦を決行し、ストームフロントとホームランダーを出しぬきライアンの救出に成功します。そこで、ベッカとライアンの家族愛を見たブッチャーは、エドガーとの取引を無視し二人をマロリーの元へ逃がそうとします。しかし、そこに激怒したストームフロントが現れ、ブッチャー以外のボーイズメンバーと助けに来たメイヴで、ブッチャー、ベッカ、ライアンが逃げる時間を稼ごうと戦いを開始します。

スターライト、メイヴ、キミコによって追い詰められたストームフロントは、逃走しブッチャー達の元に飛んでいってしまいます。そして、ストームフロントがベッカの首を締めを殺害しようとした時、ライアンがレーザーを暴走させストームフロントを瀕死に追い込み、ベッカは巻き添えを喰らって死んでしまう。

そこに遅れて登場したホームランダーは、ストームフロントが瀕死になっているのに悲しみの表情を見せつつも、ライアンと共にその場を去ろうとする。しかし、ライアンに断られ、ブッチャーを殺害しようとするが、そこにメイヴが現れ彼を静止する。

そして、彼女はディープとの取引で手に入れたハイジャック事件の動画で彼をおどし、ブッチャーとライアンを見逃すこと、スターライトを見逃すこと、メイヴとエレーナに危害を加えないことを承諾させる。

ここから、ホームランダーの耳鳴りが始まり、スターライトとAトレインはセブンに復帰、ボーイズはニューマンからスープ対策の仕事を依頼されるなどシーズン3へと繋がっていきます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました