今回は、すでにザ・ボーイズは見たことがあるけど、シーズン4の公開に向けてもう一度振り返りたいという方向けにシーズン3を詳しくまとめてみました!各エピソードごとの解説付き!
シーズン3のまとめ
シーズン3のメインストーリーは、メイヴから伝説のヒーローソルジャーボーイを殺した武器の存在を聞いたブッチャーは、彼の復讐とライアンの平和のためホームランダーを殺害するためにその武器を手に入れようとする。そこで、ソルジャーボーイ本人を見つける。そこで、彼の復讐を手伝うことを条件に彼の協力を得て、ブッチャー自身もテンポラリーVを使いソルジャーボーイと共に過去に無いほどホームランダーを追い詰めていく。
シーズン2から1年
ヒューイはニューマン直属、ボーイズはヒューイの元で法に基づいてスープへ対処する仕事をしていた。しかし、ニューマンをナディアと呼ぶ男トニーが現れ、ヒューイはニューマンがトニーの頭を吹き飛ばすところを目撃する。
スーザンや博士の頭を吹き飛ばしていたスープのもとで働いていた事実を知ったボーイズ達は、法に基づいた方法はやめ、彼らのやり方でスープに復讐することを誓う。
ソルジャーボーイ発見
過去にソルジャーボーイを殺した武器の存在を知り、ホームランダーにも有効であると考えたメイヴとブッチャーは、彼の過去を探りその武器がロシアにある可能性を知る。
そして、ボーイズはその武器が保管されているであろうロシアの基地に潜入するが、そこで、ソルジャーボーイ本人を発見してしまう。
逃走していた彼を発見し、彼の目的が復讐であることを知ったブッチャーは、彼の復讐を手伝う代わりにホームランダー殺害に協力するという契約を結ぶ。
ヴォウト社を乗っ取るホームランダー
エドガーによってコントロールされていたホームランダーですが、ナディアの協力でエドガーを会社から追放することに成功します。
全てを手に入れたホームランダーでしたが、ソルジャーボーイの登場によってまたしても彼の地位が脅かされてしまいます。
スターライトの暴露
ホームランダーとヴォイト社によって、ソルジャーボーイに関することが隠蔽され、それにうんざりしていたスターライトはついに自らのSNSで声を上げます。
彼女はヒーローガズムの惨劇後に、ソルジャーボーイが生きている事、メイヴの件を含めホームランダーと他のヒーローの本性、そして、スターライトを引退することを公表した。
ナディアの目的
エドガーを裏切り、ホームランダーと何度も取引をしたり、スターライトの人気目当てで彼女にも取引を持ちかけるなど陰ながらに行動するナディア。
ライアンの居場所を探り当てたりと、まだまだ何か秘密がありそうですね。
シーズン3の最後で、彼女は大統領候補を殺害する取引をしていたことから、目的はアメリカの政治の中でトップに上り詰めることだと考えられます。
シンガーとの関係はあまり描かれていないので、娘のためなのか動機が気になりますね。
ホームランダー
シーズン3では、ソルジャーボーイがホームランダーの父親であることが明かされました。
シーズンを重ねるごとに暴走が加速している彼ですが、それと同時に過去も明かされ人間味も出てきています。実際、ライアンがソルジャーボーイに攻撃された際には本気で心配しており、父親らしさもかなり出てきています。
ブルーホークのようなただのクソ野郎ではなく、これ以上ないほど劣悪な環境で育てられており、歪んで育つしかなかったという部分も垣間見えて複雑な気持ちになります。
シーズンの最後で、ライアンが不敵な笑みを浮かべていたので、シーズン4では彼がもっと登場するかもしれませんね。
各エピソードの詳細
第1話
第1話は、シーズン2から1年が経過しており、ヒューイはニューマンの元で働いており、ブッチャー、フレンチー、キミコも形として、ヒューイの元でボーイズとしての活動を続ける。M.Mはボーイズを抜けて家族の元へ帰っていた。
ヴォウト社は、コンパウンドVの代わりに、24時間だけ有効であるテンポラリーVを提案する。また、エドガーはホームランダーを無視して、スターライトにセブンの共同リーダーの席を提案する。ホームランダーはリーダーの席まで危険に晒されてしまい、少しずつ暴走を始める。
それを察知したメイヴはブッチャーの元を訪れる。そこで、メイヴは過去にソルジャーボーイを殺した兵器の存在とテンポラリーVを渡す。
ニューマンの元に、彼女をナディアと呼び何度も訪れるトニー。ヒューイは、彼がニューマンについていくところを目撃し、ヒューイはニューマンを助けるために二人を尾行する。
そこでヒューイは、彼女の本名がナディアである事と彼女がスーザンと博士の頭を吹き飛ばしていた張本人だということを知る。
第2話
ナディアの秘密を知ったヒューイは、スターライトと協力してさらに情報を手に入れようとする。しかし、この1年が無駄になってしまった事といつもスターライトに頼っている無力感から、単独でナディアが過去にいた孤児院を訪れる。そして、彼女がエドガーの容姿となっていたことを知る。
その頃ブッチャー達は、手分けをしてソルジャーボーイに関する情報を集めようとする。
クリムゾン・カウンテスの元を訪れるフレンチーとキミコ。しかし、彼女から情報を聞き出す事に失敗し、彼女は逃走してしまう。
ブッチャーはまずM.Mの元を訪れ協力を得ようとしますが、娘を思うM.Mはそれを断ります。ただ、ソルジャーボーイと因縁があるM.Mは完全には諦めきれず、秘密裏に調査を開始します。
その後、ブッチャーは一度ガンパウダーの元を訪れますが情報を聞き出すことができず、返り討ちに遭ってしまいます。その後、ヒューイとの電話で、ニューマンがスープであっったことを知り、怒ったブッチャーはテンポラリーVを摂取して、再びガンパウダーの元を訪れます。そして、彼からソルジャーボーイの死にマロリーが関わっていることを聞き出します。
一方、ホームランダーは自分の誕生日セレモニーの準備を進めています。エドガーよって彼のフラストレーションは限界を迎えていましたが、自分の誕生日にストームフロントが自殺をしてしまったことで、ついに爆発してしまいます。そして、彼は自分の誕生日セレモニーのスピーチで、自分は誰よりも優れていて、これからは誰のいう事も聞かないと宣言をします。
第3話
前回のスピーチが意外にもファンの心に刺さり、スターライト以上の人気を獲得するホームランダー。それによって、ホームランダーの暴走はさらに加速し、セブンにディープを復活させる。その事に反対し、ハイジャック事件の動画で脅そうとするスターライトでしたが、ホームランダーはそれすらも気にする素振りはなく、ついに誰もホームランダーを止められなくなる。
ガンパウダーからの情報を元に、マロリーの元を訪れるブッチャー達。そこで、最初は関与を否定するも、マロリーはソルジャーボーイが殺害された日のことについて語り始めます。
戦場で指揮を取っていたマロリーの元に、軍にヒーローを派遣しようと企む若き日のエドガーとペイバックのメンバーが現れます。そして、マロリー率いる軍とペイバックは襲撃を受けます。そこで、数々の死傷者を出しつつもなんとか敵を退けたマロリー達でしたが、ソルジャーボーイが殺され死体がロシア軍に回収されてしまいます。
話を聞いたブッチャーとM.Mは今までこのことを隠していたマロリーに怒りを表します。
マロリーの元へ同行していなっかたフレンチーは、ロシアのマフィアニーナの仕事でヘマをしたシェイに逃亡用のパスポートを渡しにいきます。その後、ニーナの手下にニーナの元に連行され、シェイを連れてくるよう命令されます。
その後、ニーナの事を知ったブッチャーは、彼女を利用してロシアに行くことを告げて第3話が終了します。
第4話
ブッチャー達は、ニーナと取引をしロシアへ渡航する。そして、キミコがニーナの仕事を終えると、ブッチャー達はソルジャーボーイを殺した武器があるであろうロシアの軍基地に侵入する。そこで、ビンチに陥るもテンポラリーVを摂取していたブッチャーとヒューイによってなんとか切り抜ける。そして、ポットの中から死んだはずのソルジャーボーイが現れ、キミコが攻撃を受け能力を失ってしまう。
一方、ヴォウト社ではエドガーがホームランダーに対し誰がボスであるかを明確にしようとするも、ホームランダーと取引をしたナディアに裏切られて会社を追われてしまう。
そこからさらに、ホームランダーの暴走は加速し、スターライトとの交際を勝手に発表したり、Aトレインから何かを画策していることを知ったホームランダーはスーパソニックを殺害してしまう。
第5話
テンポラリーVに関して意見が分かれるブッチャー達。キミコは回復能力を失い入院するし、キミコの面倒を見るフレンチーだったが、そこへニーナが現れる。
そんな中逃走していたソルジャーボーイがアメリカに現れ、民家を吹き飛ばす事件が発生する。そして、彼を追っていたブッチャー達は、レジェンドという男からソルジャーボーイがペイバックのメンバーを追っていることを聞く。そして、ブッチャー達はソルジャーボーイに取引を持ちかけるため、クリムゾン・カウンテスの元へ先回りする。
一方、ヴォウト社では、偏見から黒人の地域を必要以上にパトロールしていたブルーホークに謝罪を求めるAトレイン。しかし、謝罪の場で暴動が起きてしまい、彼の兄は脊髄損傷により歩けなくなってしまう。
スーパーヴィランがソルジャーボーイであると知らないホームランダーは、彼の対応に追われる。そんな中、スーパーソニックの件からメイヴが何かしていると勘づいたホームランダーは、ブラックノワールに彼女を奇襲させる。
第6話
ブッチャーとヒューイは、ペイバックのメンバー捜索をする代わりにホームランダーを彼の復讐リストに加えるという取引を正式に交わす。そして、次なるターゲットTNTツインズへの復讐を果たすべくヒーローガズムに乗り込む。
スーパーヴィランがソルジャーボーイであることを知ったホームランダーは、彼を倒すことができるのか不安になりつつもヴォウト社と彼の人気を守るために、世間が気づく前に自らソルジャーボーイを始末しにヒーローガズムへ向かう。
スターライトは、ナディアに話があると呼び出される。そこで、ヒューイが全てに築いた事を知らされる。さらに、ナディアはスターライトにより政治的パワーを持てるように協力を迫るも拒否される。
ヒーローガズムでTNTツインズを発見するソルジャーボーイ。しかし、ここでまたロシアの曲によって彼のパワーが暴走してしまう。そこに駆けつけたホームランダーと戦闘になるもあと一歩のところで、ホームランダーが逃走してしまう。
そんな中、フレンチー、キミコ、シェリーはニーナに誘拐され、殺されかけるもキミコの活躍でなんとか窮地を免れる。
Aトレインは、彼の兄が被害に遭ったことでロビンの件を申し訳なく思いヒーローガズムにてヒューイに謝罪し、ブルーホークに復讐を果たすも彼自身も心臓を抑えて倒れ込んでしまう。
ヒーローガズムでの一件後、スターライトは彼女のインスタグラムにて、ソルジャーボーイが生きている事、メイヴの件を含めホームランダーと他のヒーローの本性、そして、スターライトを引退することを公表した。
第7話
ブッチャー、ヒューイ、ソルジャーボーイの三人は、マインドストームの居場所を特定し復讐へ向かう。そこで、ブッチャーは彼の能力にかかり、弟のレニーと父親との記憶の中に囚われてしまう。ヒューイはソルジャーボーイを出しぬき、ブッチャーの救出に成功するが、そこに現れたソルジャーボーイによってマインドストームは殺害される。マインドストームは殺される直前に、ホームランダーが彼の息子であることを告げる。
その頃、キミコはフレンチーを守るために自らの意思でも一度スープになりたいことをスターライト伝え、彼女にコンパウンドVを盗み出して欲しいと頼む。一度は拒否したもののキミコの決意の硬さに負けたスターライトは、ヴォウト社のラボに潜入し、コンパウンドVを手にいれる。その時、スターライトはテンポラリーVの副作用が書かれた紙を発見し、使用をやめるようブッチャーに電話をする。
一方、ソルジャーボーイを恐れるホームランダーに取引を持ちかけるナディア。
そして、ヴォウト社に来ていたスターライトを発見し彼女を脅そうとするが、彼女はその会話をインスタグラムのライブでこっそり配信し、返り討ちにされてしまう。
そして、第7話の最後、ソルジャーボーイから彼が父親であることを聞かされる。
第8話
前回のナディアとの取引で得た情報をもとに、ライアンの元を訪れるホームランダー。
一方、ブッチャーはペイバック最後のメンバーであるブラックノワールを殺害するためにニューヨークへ向かう。そこで、ヒューイをテンポラリーVの副作用から守るため彼を気絶させ途中で置き去りにする。
スターライトに迎えに来てもらったヒューイは、社内で彼女に謝罪する。そして、NYに帰った二人は、スターライトが始めたヴォウト社に対する運動によって逃げ出すことができたメイヴと再会する。
ホームランダーは、逃走していたブラックノワールを迎え入れるもソルジャーボーイがホームランダーの父親であることを隠していたことに、落胆し彼を殺害してしまう。
その後、ナディアとの取引を完了するためディープに大統領候補を殺害させる。
そして、舞台は最終決戦。ソルジャーボーイ、ブッチャー、メイヴの前に、ライアンを連れて現れるホームランダー。ソルジャーボーイはホームランダーを臆病者と呼び先頭が始まる。開始早々チャンスが訪れるもライアンによって妨害される。それに、怒ったソルジャーボーイはライアンを攻撃、それによって、ブッチャーV Sソルジャーボーイ、ホームランダーVSメイヴと戦況が分かれる。
そこに、遅れてスターライトが参戦し、その後フレンチーが作ったガスを持ってキミコも参戦する。
最終的に、ソルジャーボーイを追い詰めることに成功するも、彼がガスで気を失う前に全てを吹き飛ばすほどの攻撃をしようとしたところをメイヴが自ら犠牲となり、ビルからソルジャーボーイを抱えて飛び降りる。
決戦後、ホームランダーはライアンと共にその場を去り、ブッチャーはテンポラリーVの副作用で倒れ病院で目を覚ます。そして、ソルジャーボーイは、マロリーによって再びポッドの中に監禁されることになる。メイヴはパワーを失うもなんとか一命を取り留めており、エレーナと共に田舎で隠居することを決める。
ボーイズは、次なるターゲットにナディアを挙げシーズン3が終了する
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